今日は健康診断で人生初の胃カメラに挑戦してきました。やったことある人から聞きませんか?「口から検査して嗚咽がひどかった。鼻から入れたほうが楽らしい」と、確かに携帯のカメラを見ても、本当に小さくて綺麗に撮れるようになったし、技術の進化で内視鏡も小さくなっただろうから絶対に鼻から検査しようと思って、経鼻内視鏡検査で申し込んだんですが、何度となく口から入れられそうになったので、その話を書いておきます。
断食は前日夜から
予約は14時でした、食事できるのは検査の8時間前まで、2時間前からは水もだめだと書いてあります。なので自分は前日の21時に食事が終わり、そこから断食でした。
病院に入ると初めは問診、そこで最初の違和感がありました。
いきなり口からで良いですか?と言われる
先生からの説明で、
先生:「鼻からと希望されてますが、内視鏡のサイズが違うと画質もライトの明るさも変わって、悪いものも見つけやすくなります。口からで良いですか?」
自分:「え?」
一瞬なにを言われているかわかりませんでしが、おすすめされるならまだしも、Yes、Noで聞かれたよと思ってびっくり。
自分ははっきりと「事前に申し込んだ通り、鼻からでお願いします。」と伝え、では「それで準備しますね。」と言われてその間に他の検査を済ませます。
他人の嗚咽を聞きながら内視鏡室の前で少し待ち自分の番に。鼻の中と喉に麻酔をするので、準備をするのですが、そこでも看護師から一言
看護師:「人によって鼻から入らない場合は口から入れることになるかもしれないです。麻酔の為にチューブ入れますね。あれちょっと狭いかも、これは難しいかな〜」
看護師までこんな事言っている・・・この病院、実は初めから経鼻内視鏡検査出来ないのではないか・・・やる気がないのではないか、確かに目の前にある内視鏡思っていたより大きいし、これ鼻用じゃないのでは?
なんてことがよぎります。
では先生呼びますね〜と、先生登場最初の一言は、
「鼻から入らなかったら、口から入れますよ。いいですね。」
「!」
これはやばい・・・結局口からかよと脳裏をよぎります。
内視鏡を口から入れるを承諾させてからの検査スタート
もう麻酔されて施術台に上がっている状況、先生からの確認も、「はい」としか言えない。
いやこれは、色々言われて口からやるパターンかなー、初めからこの病院鼻からやる気ないなー失敗したなーと思っていたら、意外とするするする〜と鼻を通って喉の奥から胃に到達、痛みも吐き気も全然ありません。
何度か息を吸ったりしながら写真を撮りあっけなく終了、検査の結果も問題ありませんでした。
結局しぶりはなんだったのか?
結局希望の検査は出来たものの、医師という立場から、自分の意志とは違う方向に変えさせられそうになる、なんとも気分の悪い思いをしました。もしかしたら先生は鼻からの検査の実績が少なく苦手だったのかもしれないのですが、なんとなく鼻からうまく行かないケースが多く、結局口からやるなら、麻酔などの二度手間を減らそうということだったのかもしれません。確かに見つけやすいなどあるのかもしれませんが、そもそも自分は経鼻内視鏡検査ができると知って、この病院を選んだのであって、それを病院側の都合で半ば強制的に経口内視鏡検査に変えようとするのは、利用者として気分が良いものではありませんし、先生にも病院にも大変な不信感が生まれました。自分の体の事だから、不信感ある人には相談したくないですよね。私はもう使わないと思いますが、是非改善していただきたいと思っています。